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コマンドライン引数(C言語)―argvの取得方法、内容表示するサンプルなど

main関数のargvの取得方法、内容表示するサンプルなど。C言語のコマンドライン引数についてまとめています。

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コマンドライン引数の取得方法

コマンドラインからプログラムを実行するには以下のように入力します。

プログラム名 引数1 引数2 ・・・

上記のコマンドラインの実行内容(プログラム名+引数)を取得するには、main()関数の引数にint argc, char **argvを追加します。

argcでコマンドラインの実行内容をトークン分割した際のトークンの個数(プログラム名で1個になる)が取得できます。 また、argvでトークンの配列が取得出来ます。

コマンドライン引数を取得して表示するサンプルソース

コマンドラインから引数を指定して、argvに格納された引数の値を取得して、その内容を表示するサンプルです。

コード

//ファイル名:Sample.c

#include <stdio.h>

int main(int argc, char **argv) {

  if (argc >= 2) {
    int i;

    for (i = 0; i < argc; i++) {
      printf("第%d引数: %s\n", i + 1, argv[i]);
    }

  } else {
    printf("引数を指定してください。\n");
  }
  return 0;
}

サンプルソースのコンパイルとテスト方法

Windows環境の例

ここでは、Windows上にインストールしたbcc32(Borland C++コンパイラー)を使用して動作確認する例です。

コンパイル

bcc32 Sample.c

テスト

作成したSample.exe引数を指定しないで実行すると次のように表示されます。

なお、以下は「C:\tmp」に「Sample.exe」がある場合の例です。

C:\tmp\Sample
引数を指定してください。

また、C:\tmp\Sample.exe aaa bbbと引数を指定して実行すると次のように表示されます。

C:\tmp\Sample aaa bbb
第1引数: C:\tmp\Sample
第2引数: aaa
第3引数: bbb

Linux環境の例

ここでは、Linux上にインストールしたgccを使用して動作確認する例を示します。

コンパイル

gcc -o Sample Sample.c

テスト

作成したSampleというファイルと同じディレクトリで./Sampleと引数を指定しないで実行すると次のように表示されます。

$ ./Sample
引数を指定してください。

また、./Sample aaa bbbと引数を指定して実行すると次のように表示されます。

$ ./Sample aaa bbb
第1引数: ./Sample
第2引数: aaa
第3引数: bbb

もっとプログラミング知識を広げるための参考

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