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Gitとは―分散型バージョン管理システム。読み方はジットではなくギット。

Gitとは、分散型バージョン管理システムです。読み方は「ジット」ではなく「ギット」です。Gitとはどのようなものかまとめています。

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目次

この記事の目次です。

1. Gitとは
2. Gitの読み方
3. バージョン管理システムとは
4. 分散型バージョン管理システムとは
5. Gitのインストール方法
6. Gitの使い方

更新履歴

1. Gitとは

Gitとは、分散型バージョン管理システムです。 分散型のリビジョン管理およびソースコード管理システムであり、速度に重点を置いています。

Gitの利点

Gitの利点は例えば以下です。

2. Gitの読み方

Gitの読み方は「ジット」ではなく「ギット」です。

3. バージョン管理システムとは

バージョン管理システムは、英語でVersion Control System、略してVCSといい、フトウェア開発者が共同で作業を行い、作業の完全な履歴を維持するのに役立つソフトウェアです。 あるファイルをいつ、だれが、どのように変更したのかという履歴をバージョンとして記録して管理するシステムのことをいいます。

機能、特徴

バージョン管理システムの主な機能、特徴は以下です。

バージョン管理システム関連の用語

以下ではバージョン管理システム関連の用語について触れていきます。

バージョン管理

バージョン管理とは、変更を追跡管理することをいいます。

リポジトリ

ファイルを保存するストレージ領域をリポジトリといいます。 バージョン管理システムでは一般的に1個のディレクトリがあり、タイムラインを見たり、ファイルをコミットしたり、ブランチを作るなど特別名操作ができるもののことをリポジトリといいます。

タイムライン

履歴のことをタイムラインといいます。 イベントを時系列に並べたものでヒストリーとも呼ばれます。

コミット

コミットは、リポジトリに保存される変更のことをいいます。 「コミットする」という場合、「リポジトリに修正を保存する」という操作を意味します。

ブランチ

ブランチは、リポジトリで行う開発の経路のひとつを指します。

4. 分散型バージョン管理システムとは

古くから利用されているバージョンン管理システムは、サーバに1つのリポジトリ(データベース)を置く中央集中型のバージョン管理システムでしたが、 Gitは利用者個々のローカルにリポジトリが置かれる仕組みです。このような仕組みのバージョン管理システムのことを分散型バージョン管理システムといいます。

集中型の欠点と分散型の利点

中央集中型のバージョン管理システムは、中央サーバーを使用してすべてのファイルを保存し、チームの共同作業を可能にします。 しかし、中央集中型のバージョン管理システムの欠点は中央サーバの障害です。 中央サーバが1時間ダウンすると、その間は誰も協業作業が行えません。 最悪の場合、中央サーバのディスクが破損し、適切なバックアップが取られていないと、プロジェクトの履歴全部が失われます。

一方、分散型バージョン管理システムのクライアントは、ディレクトリの最新のスナップショットをチェックアウトするだけでなく、リポジトリを完全にミラー化します。 サーバがダウンした場合は、任意のクライアントのリポジトリをサーバにコピーしてリストアできます。 すべてのチェックアウトは、リポジトリの完全バックアップです。 Gitは中央サーバーに依存しないため、オフラインでも多くの操作を実行できます。 オフライン時には、変更のコミット、ブランチの作成、ログの表示、およびその他の操作を実行できます。 ネットワーク接続が必要なのは、変更を公開して最新の変更を行う場合だけです。

5. Gitのインストール方法

Gitのインストール方法です。

Windows

WindowsへのGitのインストール方法について見ていきます。

Gitのインストール媒体のダウンロード

「https://git-scm.com/download/win」より、Gitのインストール媒体がダウンロードできます。

インストーラの実行

ダウンロードしたインストール媒体を実行することでインストールが行えます。

Linux

LinuxへのGitのインストール方法について見ていきます。

DebianベースのGUN/Linux

UbuntuなどDebianベースのGUN/Linuxはapt-getコマンドを使用してGitのインストールが行えます。

[ubuntu ~]$ sudo apt-get install git-core
[sudo] password for ubuntu:

RPMベースのGUN/Linux

CentOSなどRPMベースのGUN/Linuxはyumコマンドを使用してGitのインストールが行えます。

$ su -
Password:
# yum -y install git-core

インストール確認

インストール確認はコマンドラインで以下のようにバージョン確認コマンドを実行することで確認できます。

git --version

6. Gitの使い方

Gitをインストールできましたでしょうか。。 ここではGitの使い方をテーマに、Git GUIやGit Bashのコマンドの使い方について解説していきます。

使い方の解説の前に

Gitの使い方の解説の前に前提的な知識を補足していきます。

Gitの操作ツール

Gitの操作ツールにはコマンドライン操作を提供するGit BashとGUI操作を提供するGit GUIがあります。

Gitの作業フロー

Gitの簡単な操作イメージは以下です。

[bash]$ git add hello.c
[bash]$ git commit –m "Added hello message"

つまり、Gitの作業フローは以下です。

Step1:作業ディレクトリで修正

まずはじめに作業ディレクトリでファイルの変更を行います。

Step2:ステージングエリアに追加

ステージングエリアに変更ファイルを追加します。

Step3:リポジトリにコミット

ステージングエリアからファイルを移動するコミット操作を行います。 プッシュ操作の後、変更は永続的にGitリポジトリーに保管されます。

Git Bashの使い方

Gitのコマンドラインツールは、Git Bashといいます。

Windowsの起動方法

スタートメニューからGit Bashを探して起動することができます。 もしくはコマンドプロンプトやエクスプローラーのアドレスに「git bash」と入力してEnterを押すと起動できます。

起動時のGit Bash
起動時のGit Bash

Git Bashのヘルプドキュメント

git helpでGit Bashのヘルプドキュメントが表示できます。

$ git help
usage: git [--version] [--help] [-C <path>] [-c <name>=<value>]
           [--exec-path[=<path>]] [--html-path] [--man-path] [--info-path]
           [-p | --paginate | -P | --no-pager] [--no-replace-objects] [--bare]
           [--git-dir=<path>] [--work-tree=<path>] [--namespace=<name>]
           <command> [<args>]

These are common Git commands used in various situations:

start a working area (see also: git help tutorial)
   clone     Clone a repository into a new directory
   init      Create an empty Git repository or reinitialize an existing one

work on the current change (see also: git help everyday)
   add       Add file contents to the index
   mv        Move or rename a file, a directory, or a symlink
   restore   Restore working tree files
   rm        Remove files from the working tree and from the index

examine the history and state (see also: git help revisions)
   bisect    Use binary search to find the commit that introduced a bug
   diff      Show changes between commits, commit and working tree, etc
   grep      Print lines matching a pattern
   log       Show commit logs
   show      Show various types of objects
   status    Show the working tree status

grow, mark and tweak your common history
   branch    List, create, or delete branches
   commit    Record changes to the repository
   merge     Join two or more development histories together
   rebase    Reapply commits on top of another base tip
   reset     Reset current HEAD to the specified state
   switch    Switch branches
   tag       Create, list, delete or verify a tag object signed with GPG

collaborate (see also: git help workflows)
   fetch     Download objects and refs from another repository
   pull      Fetch from and integrate with another repository or a local branch
   push      Update remote refs along with associated objects

'git help -a' and 'git help -g' list available subcommands and some
concept guides. See 'git help <command>' or 'git help <concept>'
to read about a specific subcommand or concept.
See 'git help git' for an overview of the system.

gitコマンド以外の共通コマンド

Git Bashではgitコマンド以外にも使える共通コマンドがあります。

cd:ディレクトリの変更

cdコマンドでディレクトリを変更できます。

$ cd /
pwd:現在のディレクトリの表示

pwdコマンドを実行すると現在いるディレクトリのパスが表示されます。

$ pwd
/

Gitユーザ情報の登録(git config --global user.name/user.emailコマンド)

Gitは、「誰がバージョン管理を利用しているか」を管理するので、ユーザ情報を登録しておく必要があります。

以下は、ユーザ情報登録の例(ユーザ名とメールアドレスの登録例)です。 ユーザ名とメールアドレスの部分をご自身のものに置き換えて実行します。

$ git config --global user.name "ユーザ名"
$ git config --global user.email "メールアドレス"

Gitの設定確認(git config --listコマンド)

Gitの設定は以下のコマンドで確認できます。

$ git config --list

Gitの設定の削除(git config --unsetコマンド)

Gitの設定を間違えてしまった場合は、以下のコマンドで取り消せます。 キーの部分を取り消す設定項目に置き換えて実行します。例えばユーザ名の場合はuser.nameになります。

$ git config --unset キー

リポジトリの新規作成(git initコマンド)

リポジトリの新規作成はgit initコマンドで行えます。

以下は、C:\tmpにworking_dirというディレクトリを作成して、このディレクトリをリポジトリにする例です。

$ cd /c/tmp
$ mkdir working_dir
$ cd working_dir/
$ git init
Initialized empty Git repository in C:/tmp/working_dir/.git/

Git GUIの使い方

Windows版のGitをインストールするとGUI版のGitも付属しています。これはGit GUIといいます。

Windowsの起動方法

スタートメニューからGit GUIを探して起動することができます。 もしくはコマンドプロンプトやエクスプローラーのアドレスに「git gui」と入力してEnterを押すと起動できます。

起動時のGit GUI
起動時のGit GUI

更新履歴

更新履歴になります。

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