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Javaのif文―条件式で比較・判定

Javaの条件式を使用した比較・判定についてまとめています。if文を使うと、Javaのコードで条件式を使って比較・判定することができます。

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目次

この記事の目次です。

1. if文とは
2. if文で条件式を使用して比較・判定する例1
3. if文で条件式を使用して比較・判定する例2
4. if else文
5. 括弧の省略
6. 三項演算子でif文を省略する方法

もっと知識を広げるための参考
更新履歴

1. if文とは

if文は「もし~なら」と処理を条件によって分けるコードです。

if文で条件式で比較・判定を行って条件による処理が記述できます。 if文は次のように書きます。

if(式){
    式がtrueを返すとこのブロック内の文が実行される
}

if文で指定する条件式は、結果が必ずboolean値でなければなりません。

2. if文で条件式を使用して比較・判定する例1

以下では、if文の使用例を記述したサンプルプログラムを示しています。

サンプルコード

xにtrueを代入して、同じかどうかを判定する比較演算字(==)を使用して、trueの場合、「X = True」、trueの反対の値のfalseなら「X = False」を表示するプログラムです。

//サンプルソース(Sample1.java)

public class Sample1 {
    public static void main(String[] args){
        boolean x = true;
        if(x == true){
            System.out.println("X = True");
        }
        if(x == false){
            System.out.println("X = False");
        }
    }
}

コンパイル

javac Sample1.java

実行

java Sample1

作成から結果出力までのイメージ

if文で条件式を使用して比較・判定する例1

3. if文で条件式を使用して比較・判定する例2

例1のサンプルコードを少し変えてみます。結果は同じですが、今度は比較演算子(==)とは別の条件式の記述を行ってみます。

サンプルコード

xにtrueを代入して、if文の条件式部分にxだけ指定してみます。また、x == falseとしてところを「!x」としてみます。 すると例1と同じ結果になります。

これは、if文に記述する条件式はtrueまたはfalseが最終的な結果になるからです。 !xと書いていますが、「!」は否定になります。つまり、xはtrueですが、その反対なのでfalseとなります。

//サンプルソース(Sample2.java)

public class Sample2 {
    public static void main(String[] args){
        boolean x = true;
        if(x){
            System.out.println("X = True");
        }
        if(!x){
            System.out.println("X = False");
        }
    }
}

コンパイル

javac Sample2.java

実行

java Sample2

作成から結果出力までのイメージ

if文で条件式を使用して比較・判定する例2

4. if else文

if文をelse文で結ぶ方法があります。else文はif文の条件に当てはまらない条件を処理する記述です。 以下のようにelse文を使っても例1、例2と同じ結果になります。

//サンプルソース(Sample3.java)

public class Sample3 {
    public static void main(String[] args){
        boolean x = true;
        if(x){
            System.out.println("X = True");
        }else{
            System.out.println("X = False");
        }
    }
}

5. 括弧の省略

if文やelse文で実行する文が1文の場合は括弧を省略することができます。

//サンプルソース(Sample4.java)

public class Sample4 {
    public static void main(String[] args){
        boolean x = true;
        if(x)
            System.out.println("X = True");
        else
            System.out.println("X = False");
    }
}

6. 三項演算子でif文を省略する方法

三項演算子を使うとif文が省略できる場合があります。

三項演算子とは

三項演算子は「条件式 ? trueの場合の戻り値 : falseの場合の戻り値」とうように書いて、条件式によって戻り値を変えら演算が行えます。

三項演算子でif文を省略した例です。

//サンプルソース(Sample5.java)

public class Sample5 {
    public static void main(String[] args){
        boolean x = true;
        System.out.println(x ? "X = True" : "X = False");
    }
}

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