IrDAとは―赤外線通信の規格。未対応のiPhoneでもIrDATransferなどのアプリがある。

IrDAとは、読み方は「あいあーるでぃーえー」、Infrared Data Associationの略、赤外線通信の規格です。もともとはこの通信規格の標準化を進める団体名ですが、規格名もIrDAとですが、規格に関しては、IrDA DATAと呼びます。最近は赤外線はあまり聞かなくなりましたが、赤外線未対応のiPhoneでもIrDATransferなどのアプリがあります。

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目次

この記事の目次です。

1. IrDAとは
2. IrDAの読み方
3. IrDAの規格
4. IrDAとBluetooth
5. 未対応のiPhoneでもアプリで赤外線が利用できる
6. IrDA USBアダプターを使えばPCでも利用できる

更新履歴

1. IrDAとは

IrDAとは、Infrared Data Associationの略で、赤外線通信規格です。 もともとはこの通信規格の標準化を進める団体名ですが、規格名もIrDAとですが、規格に関しては、IrDA DATAと呼びます。

2. IrDAの読み方

IrDAの読み方は「アイアールディーエイ」です。

3. IrDAの規格

IrDAの規格には以下の規格があります。

4. IrDAとBluetooth

Bluetoothは、赤外線を利用するIrDAと違って、機器間の距離が10ｍ以内であれば障害物があっても利用することが出来ます。 Bluethoothは0.5平方インチの小型のトランシーバを利用するため、IrDAに比べ消費電力が小さく、製造コストも低く抑えられます。

Bluetooth

Bluetoothとは、イヤホンやスマホ、PCなどで使われる近い距離で無線通信する無線規格の１つです。 1台がマスター（PCやスマホ）となり、他の1～7台がスレーブ（イヤホンやマウス）となってピコネット（piconet）というネットワークを構成します。 読み方はブルートゥーフではなくブルートゥースです。

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5. 未対応のiPhoneでもアプリで赤外線が利用できる

携帯を使用しているときは赤外線をよく使っていましたね。 iPhoneなどのスマホでは赤外線が使えない場合がありますが、専用のアダプタとアプリで赤外線が利用できます。

IrDATransfer

IrDATransferはDockアダプタを介して赤外線通信を行うアプリケーションです。 赤外線を用いてiPhone同士だけでなく、従来の携帯電話と電話帳、画像の送受信が可能です。

6. IrDA USBアダプターを使えばPCでも利用できる

Windows10などのPCでもUSBアダプター接続式のIrDAを使用すればIrDAが利用できる場合があります。 ただし、製品を購入してみたが動作しないというトラブルの報告も多く目につきますので注意が必要です。

IrDA USBアダプターの注意点

昔の携帯のデータを救出する需要があるかと思われますが、サポート切れで販売終了する製品が多く、Amazonの口コミを見ると動作しないというコメントも多いです。

出所）Amazon、USB1.1 IrDA Adapter 「AKBP-IrDA」

更新履歴

• 2020/5/24 IrDA USBアダプターの注意点について追加しました。
• 2020/3/22 IrDAとBluetoothについて追加しました。
• 2020/1/18 IrDA USBアダプターについて追加しました。
• 2019/12/5 目次を追加しました。
• 2019/5/23 IrDAの規格について追記しました。

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